FUJIGEN(FGN) NJB10RAL-3TS【レビュー】

2025/07/04

FUJIGEN エレキベース レビュー 機材紹介

t f B! P L

 はじめに

一応メインの楽器はギターなのですが、ベースも一本持っています。
以前も知人から譲ってもらったベースを所有していたのですが、それを手放した際に新しい竿が欲しくなって2023年に購入しました。
購入を機に本格的にベースを始めたので、まだ歴は2年ほどです。
なのでギターほど理解はしていませんが、初心者なりのレビューをしていきたいと思います。
オーソドックスなジャズベースです。


スペック

Construction: Bolt-on Neck
Body: Alder
Neck: Maple U-Shape
Fingerboard: Rosewood
Scale: 34"" (864mm)
Frets: 20F Medium Jumbo C.F.S.
Tuners: GOTOH GB2
Bridge: GOTOH 203B-4 (String Pitch = 19mm)
Hardware Color: Chrome & Nickel
Pickup (Neck): FGN 62J-F
Pickup (Bridge): FGN 62J-R
Controls: 2Volume, 1Tone w/ Push-Pull SW (Series/Parallel Select SW)
Body Finish: Gloss
Strings: D'Addario EXL165 (.045-.105)
Accessories: Original Gig Bag

ボディ部分

材質

  • アルダーが使われています。アッシュやマホガニー・メイプルなどと並び、ベースでよく使われている定番の木材のようです。
  • 太平洋の北西海岸やヨーロッパに生育する広葉樹、赤みを帯びた薄い木目。比較的軽量で柔らかい木材で、アッシュよりも中域寄りのサウンドが特徴とのこと(サウンドハウスより抜粋)。

形状

  • 一般的なジャズベースの形状です。指引きの時、ボディのくびれよりやや後ろの部分に肘を置いて演奏すると疲れにくいです。


塗装

  • 光沢のあるグロス塗装で、多分ポリエステルでしょう。

ブリッジ

  • GOTOH製の203B-4という7点止めタイプです。

ピックアップ

  • フロントにFGN 62J-F、リアにFGN 62J-Rというピックアップが乗っています。FGNという名前から察するに、FUJIGENオリジナルのピックアップだろうと思います。
  • FUJIGENは自社開発のパーツを使用してコストを抑えるという手法を採っているようですが、だからといって決して低クオリティというわけではなく、良い音を出してくれます。

コントロール部

  • ノブを引き上げるとピックアップをシリーズ配線にできます。
  • シリーズ配線は直列の配線で、パワフルな音が出るといわれています(本機のようなジャズベースは並列のパラレル配線)。
    主にスラップを使う曲やピックで弾く曲と相性が良さそうな音がします(少し高域が強調されて音程がはっきりする感じ)。

ネック部分

材質

  • メイプルが使われています。ベースの弦はギターより太く張力が強そうなので、剛性の高いメイプル材が一番合っているのでしょう。

指板

  • ギターでも定番のローズウッドです。まさに木という感じの木目が好きです。

フレット

  • ミディアムジャンボフレットが使われています。
  • 安定のサークルフレッティングシステムです。

形状

  • Uシェイプで、親指をネックの後ろや横に据えて演奏するスタイルに合っている形状らしいです。
  • いわゆるクラシックフォーム(親指をネックの裏に添えて他の指がフレットと平行になるように構えるスタイル)でフィンガリングする人に合っているんじゃないでしょうか。
  • 私もベースは基本クラシックフォームで演奏していますが、ギターを弾いていたときの癖が抜けずに時々親指を指板のうえに出して握りこむロックフォームで演奏してしまいます。

塗装

  • ボディと同じくグロス塗装で、親指を滑らせずにピタッと止めてくれて安定感のあるフィンガリングができます。

スケール(弦長)

  • 864mmでロングスケールと呼ばれる長さです。女性や手が小さい人にはキツイと思います。

ヘッド

ペグ

  • 安定のGOTOH製で、GB2という製品が使われています。

ストリングリテイナー

  • よく使われているであろう丸形のモノです。

その他

重量

  • 4.45kgと一般的なベースの重量をしています。さすがにギターよりは重いですが、慣れてしまえばどうということはありません。


弦間

  • 19mmです。ベースの弦間には詳しくなかったので調べてみたら、最近ではこの間隔がポピュラーらしいです。

金額

  • 2023年の9月末頃に購入。9万弱でした。店は御茶ノ水駅を出てすぐの場所にあるギタープラネットのベース館です。
  • 現在は廃盤になっているようで、手に入れるには中古で売られているのを買うしかないようです。
  • 後継機的なものが売られているようです(NJB100RAL-3TS)。

見た目

  • JIL2の記事でも書きましたが、3トーンサンバーストの見た目が大好きなので、金額のコスパの良さも相まって即買いしました。

動画

指弾きはこんな感じ。

ピック弾きはこんな感じ。

スラップはこんな感じ。初心者でレッチリに挑む無謀さ。

まとめ

初めて自分で購入したベースということで、結構大切に扱っています。
ギターを弾いていると、どんなにいい物でも段々不満が出てきて「こいつを売って新しいものを買ってやろうか」という考えが一瞬頭をよぎるのですが、このベースは決してそんなことはありませんでした。
なんだか最近自分の気質がギターよりもベースの方が合っているような気がしてきます。
FUJIGENのNeo Classicという伝統的なギターやベースのモデルをリスペクトして作られたモデルらしく、古き良き時代の名機の遺伝子を受け継いでいるようでその手の楽器が好きな人にとっては惹かれるものがあると思います。
もし次にベースを購入することになったらプレシジョンベースかなとも考えますが、最近5弦ベースにも興味があります。アクティブピックアップのベースも良いですね。


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