はじめに
自分の持っている中で唯一のロック式トレモロのギターです。
メーカーはIbanezですが、製造はフジゲンだそうです。
家にあったギターで結構古めのモノらしいです。
2007年製で、自分の所有する中で最古のギターです。
まさかPrestigeグレードだったとは...調べてみるまで気付きませんでした(ヘッドに書いてあるのに)。
スペック
Construction: All Access Neck Joint(プレート無しのボルトオン)
Body: Basswood
Neck: 5-piece maple/ walnut
Neck type: Wizard Prestige
Fingerboard: Rosewood w/ binding(2007だからこっち)(2005-2006だとRosewood)
Scale: 648mm/ 25½"
Frets: 24 / jumbo
Tuners: Gotoh SG381
Bridge: Edge Pro tremolo
Hardware Color: Cosmo black
Pickguard: Brown mirror
Pickup configuration: HSH
Pickup (Neck): DiMarzio IBZ RG (H)
Pickup (Middle): DiMarzio IBZ RG-S (S)
Pickup (Bridge): DiMarzio IBZ RG (H)
Controls: Master volume / master tone / 5-way lever pickup selector
Knob style: Knurled metal dome
Body Finish: Galaxy Black (GK)(多分グロス)
Strings: .009–.046
Accessories: ハードケース
ボディ部分
材質
- バスウッドが使われています。
 - 安い木材の代表としてあまりよく思っていない方もいらっしゃるようですが、
使っている感想としては特に悪いとは思いません - あまり特徴のない木材なので、ピックアップなどの特性を引き出しやすいという良い評判もあります。
 
形状
- いわゆるスーパーストラトやディンキーと呼ばれるタイプです。
 - ネックとの接合部が独特の形状で、ハイポジションのフィンガリングがしやすいようになっています。
 
塗装
- 反射するので、おそらくグロス塗装だと思われます。
 - 古いギターなので、ところどころ塗装が剥がれています。
 
ブリッジ
- Edge Proトレモロというロック式トレモロです。
普通のロック式と違って、弦交換の際にボールエンドを切る必要はないので、若干弦交換の手間が省けます。 - デフォルトで付属していたアームを無くしてしまったので、Ibanez製の金色の物を使っています。最も、邪魔になるから演奏ではアームを付けない主義なので弦交換の際にしか使わないのであまり困っていません。
 
ピックアップ
- HSH配列で
リアとフロントがDiMarzio IBZ RG ( H )
ミドルがDiMarzio IBZ RG-S ( S )
が乗っています。ミドルだけシングルコイルです。 - ボディで使われているバスウッドの特性か、扱いやすく音作りしやすいピックアップです。
 
コントロール部
- マスターボリューム / マスタートーン / 5ウェイレバーピックアップセレクターで、
至ってシンプルでコイルタップ機能などは無いです。 
ネック部分
材質
- メイプルとウォルナットの5層で、強度が高そうな感じです。
 - この手のネックを見る度に、毎回お菓子みたいだなと思います。
色的にメイプルがクッキーなどサクサクするモノで、ウォルナットがチョコのラインみたいに思えてしまうので、ダイエット中はこのギターを演奏しない方が良いかもしれませんね。 
指板
- ローズウッドで白いバインディングが付いています。
 - バインディングは多分セルロイド?だと思われます。
 
フレット
- ジャンボフレットが使われています。押弦が楽。
 - 幅も高さもあって、慣れていなかった時はよくスライドで引っかかりました。
 - 24フレットあるので、ラルクのDriver’s Highのイントロを音源通りに演奏できます。
 
形状
- Ibanez定番のWizardタイプで薄くて弾きやすいです。
 - ボルトオンですがプレートは無く、ボディにそのまま接合されています。
 
塗装
- サテン塗装で滑るので、フィンガリングの際はポジション移動がしやすいです。
 
スケール(弦長)
- 648mmのロングスケールです。
フレットが大きいので手の小さい方や女性の方でも弾きやすいんじゃないかと感じます。 
ヘッド
ペグ
- Gotoh製のSG381です。マグナムロック式でもないシンプルなペグです。
 
ストリングリテイナー
- ロック式のトレモロ搭載のギター特有の、全ての弦にテンションをかけるバータイプのものです。
 
その他
重量
- 軽めです。調べてみたらサイトによって誤差はあるのですが、3kg強でした。
 
弦間ピッチ
- 多分10.8mmだと思います
 
見た目
- 2007年製なので、指板のインレイが稲妻マークです。
ちなみに、2005~2006年製だと普通の丸いマークらしいです。 - ロッキングナットはTop -Lok IIIというIbanez設計のものだそうです。
 
製造
- フジゲン社製です。多分Ibanezの日本製のギターは大体フジゲン製なんじゃないでしょうか。
 
バックパネル
- 実は、ロック式トレモロの弦交換が非常に煩わしく思い、改造した跡(穴が開いている箇所)があります。
 - Tremol-No → TENSION CONTROLLER と変えてきましたが、一周回って従来のロック式の弦交換の方法が最も苦労が少ないなと感じて普通のスプリングハンガーに戻しました。デフォルトで付いていたハンガーが古くなっていたので、GOTOH製の物に新調しました。
 
動画
ギターソロの部分だけフロントピックアップを使用
あとは全部リア
あとは全部リア
まとめ
実はメルカリで売ろうとしていて、少しでも見栄えを良くしようと色々メンテナンスしたりテスト演奏していたら他人の手に渡ってしまうのが惜しくなって、去年から使用しています。
見た目からしてメタルメタルしいので、このギターを弾く時は大体地獄のメカニカルトレーニングの曲を練習しています。まあ難しくて未だにマスターできませんが...
次回紹介するギターで自分の所有する竿は最後になりますが、それもフジゲン製です。
特にこだわっているわけではないけれど、持っているギター・ベースが全てフジゲン製なのは運命的なものを感じます。
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